Blog
2025/02/26 23:03
この記事をご覧のあなたは、「ネクタイの長さがしっくりこない」と感じているのではないでしょうか。 体格は千差万別だけれど、既製品のネクタイは長さがほぼ決まっています。 ネクタイの長さは、ビジネスシーンやフォーマルな場面において、見た目の印象を大きく左右します。 適切な長さを知り、自分に合ったバランスを見極めることで、洗練されたスタイルを作ることができますので、是非、ご自身にあったネクタイの長さを知って、タイドアップされてください。 この記事では、ネクタイの理想的な長さや、長すぎる場合の対策について、 オーダーメイドネクタイを得意とするクラバットユキジ(株)が丁寧に解説していきます。 まず、ネクタイの適切な長さとはどのようなものなのでしょうか? 一般的に、ネクタイの先端(大剣の先)が ベルトのバックル中央付近 にくるのが理想的と言われています。 長すぎても短すぎても、バランスが悪く、洗練度に欠けてしまいます。 高身長で体格のしっかりされた方や、反対に小柄な方にとって、既製品のネクタイは理想的でないことが多いです。 スポーツをされていたのだろうな、と感じるようなしっかりした体格の方のネクタイが短すぎる姿を時々お見かけすることがあります。反対に、この記事を書いている私はとても小柄なので、一般的なネクタイは長すぎるのです。 では、ネクタイが長すぎるとどのような影響があるのでしょうか? ① だらしなく見える ネクタイがベルトの位置よりも大きく下がってしまうと、 全体の印象が乱れ、だらしなく見えてしまいます。 特にビジネスシーンでは、きちんとした印象を与えることが重要です。 ② ノット(結び目)が不自然になる 長すぎるネクタイを無理に調整しようとすると、 ノット(結び目)が極端に大きくなったり、小剣(ネクタイの細い方)がどうしてもアンバランスに長くなりますね。 ③ 体型とのバランスが悪くなる 特に小柄な方が長いネクタイ姿だと、全体のシルエットが崩れてしまい、せっかくのスーツ姿が勿体ないです。 ちなみに、インポートのネクタイは日本国産より少々長いですから、日本人男性が身に着けると若干長いですね。あえて、小剣を少し長めにしておしゃれに着こなすコーディネートもみられますが、ここでは基本についてお話を進めることに致しましょう。 日本で流通している既製品ネクタイは、145㎝前後が圧倒的に多く、 すべての人にちょうどよい長さを提供することが難しいのが現実です。身長はもちろん、首周りの太さも個人差がありますよね。 昨今、オーダースーツがとても人気ですが、ネクタイまでパーソナライズできれば、一層上質な装いになります。 ネクタイの長さがあわないというのは、感じていらっしゃる方も多いと思うのですが、ネクタイのオーダーメイドが可能なブランドやお店がとても少ないのが現状ですから、若干妥協されがちなところかもしれません。 ネクタイの長さは、見た目の印象を大きく左右する重要な要素です。 ・適切な長さは 「ベルトの中央付近に大剣がくること」 ・長すぎると 「だらしなく見える」「ノットが不自然」「バランスが崩れる」 ・既製品のネクタイは すべての人に最適な長さではないが、オーダーメイドネクタイ専門店は少ない。 クラバットユキジでは、そんな方のためのオーダーメイドネクタイWEBショップをご用意しております。 ネクタイを熟知した私たちに、是非お気軽にお問合せくださいませ。 そうはいっても、先日購入したネクタイも、格好良く着こなしたいのだけど…! という方に、 結び方の工夫 ・長さ調節編を次の記事で紹介致しますので、どうぞ、ご覧ください。 ▶ 次の記事:「ネクタイの長さ調整はどうする?職人が教える3つの方法」1. はじめに
2. ネクタイの適切な長さとは?
3. ネクタイが長すぎるとどうなる?
4. なぜ既製品のネクタイでは合わないのか?
5. まとめ